こんなお葬式【長篇】

場に二人で残された僕は、

─大丈夫ですか?

と訪ねたが、優しく微笑みが返って来るだけだった。

鍵を届け終わり、小部屋に骨坪を設置して同僚が部屋に戻って来た。
いよいよである。

─準備が出来たので、行きましょうか。

細い連絡通路を渡り、骨上げ部屋へとおばあさんを案内する。