こんなお葬式【長篇】

仕出料理屋時代も葬儀社も、一度受けた仕事に関してはリストを作戦し、年忌法要の時期が来ると進んで営業に当たる。

車の買い替え時期とローンの分割年数を照らし合わせるメーカーと、変わらない営業が繰り広げられる訳である。

死者の魂は、生ある者にとって商売としても永遠なのだ。

余談ではあるが、通常は三十三回忌、若しくは五十回忌で弔い上げとし、最後の法要とする。

それ以降は五十年毎の周期に変わり、法要を続けていられる事を感謝し、祝う儀式に変わって行くのである。