こんなお葬式【長篇】

─それ自体が悪いんじゃないのはわかってるねんけど、それを商売にしてる自分ってどうなんやろうと思った……。

そう、今回の式もそうやって進んでいくはずだった。いつもと同じように打ち合わせをして、いつもと同じようにミスのないよう、いつもと同じように若干の憤りを感じながら……。

それでも徐々に“慣れ”が気持ちを緩和させ、沢山ある仕事の一つとしてくり返すはずだった。