こんなお葬式【長篇】

会館へ到着すると、先に同僚が到着していて、僕が来るのを待っていてくれた。

─おばあさん、部屋で寝てる……。疲れてんたんやね。

……そりゃそうである。ずっと寝てないんだから。

都合二日間は寝ていない。

本来なら多少の仮眠の時間位は取れるものだが、おばあさんには交代する相手も居なければ、開いた時間は全ておじいさんの為に使ってきたのだ。

─ギリギリになったら起こそう。

ほんの僅かでも体を休めてほしかった。

無論彼女もそのつもりで、起こさずに僕を待っていたのだろう。