こんなお葬式【長篇】

先輩とのやり取りのおかげで、少し戸惑いから解放された僕は、昼食を切り上げ会館へと向かった。

今頃どうやって独りの時間を過ごしているんだろうと思うと、どうしてもせつなさが込み上げて来るのだ。

(あともう少しだけ、おばあさんに尽そう。)

もしかしたら心に引っかかった、この仕事に必要な何かが見えるかも知れない……。

そんな風に思いながら。