君と奏でた思い出-桜ノ散ル頃ニ-

彼奴しかいないし聞いてみよ

「すいませんが屯所に来てください」

喋りかける前に喋り掛けられた

「屯所って何?」

「良いから付いてきて下さい」

「無理です」

「ついてきてください」

「だーかーらー…ぐっぅ」

あー…目の前が黒色に…

「ついてこないからですよ」

その声を聞いて僕は意識を手放した

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