美華「ただいま!」

涼太「帰ってきたね。待ってて?」

サツキ「うん…」

涼太「お帰り美華!」

美華「ただいま!お姉ちゃんは?」

涼太「まだちょっと体調悪いから…今日は未菜か由紀のところに泊まってくれる?」

美華「分かった!お姉ちゃん大丈夫?」

涼太「うん。昨日よりはいいけど…」

美華「そっか…じゃあ着替え持って行くね?」

涼太「うん。」




サツキ「美華行った?」

涼太「うん。サツキおいで?」 (抱き締める)

サツキ「ん…涼太…」

涼太「ん?」(ナデナデ)

サツキ「私のこと…好きって言ってくれてありがとう… 私も大好きだよ?」

涼太「サツキ… 俺と出会ってくれてありがとう…」

サツキ「初めて…生まれてきて良かったって…思えたよ?」

涼太「…サツキ!」(キス)

サツキ「んん…ん… くるし… んん… 」

涼太「ごめん…」

サツキ「もう…苦しいよ…」

涼太「なあサツキ?いつも寝てるとき怖い夢見るの?」

サツキ「…うん…」

涼太「そっか… 昔のこと?」

サツキ「…うん…」

涼太「辛かったな…」(ナデナデ)

サツキ「涼太…」

涼太「少しずつでいいから、話してくれるか?きっと楽になるから。」

サツキ「…うん…でも…怖い…」

涼太「思い出すのが?」

サツキ「涼太…怖い… 私…どうしたらいい?」

涼太「大丈夫だよ?俺がついてる。」(ナデナデ)

サツキ「怖いよ…」(震えている)

涼太「よしよし…」(ナデナデ)

サツキ「私は…」

涼太「大丈夫。弱くなんかない。一緒に乗り越えよ?」(ナデナデ)

サツキ「無理…」

涼太「大丈夫。絶対乗り越えられる。」

サツキ「…」

涼太「今日はもう発作も起きてるし、寝よっか?」

サツキ「うん…」

涼太「おやすみサツキ…」(チュッ)

サツキ「おやすみ涼太…」