竜王華伝 (完)

あたしのことを解釈させない。

あたしは、楽しそうに言う。

それを見て悲しそうにでも、困惑している竜二さん。

「・・・分かった。」

そういって歩き出した竜二さん。

良かった。良かった…のにどうして
涙の味がするのだろう。