「……ぁ」

怖くて、声が出ないあたしに

蛍は明るく元気に…

「さぁ!片付けよ♪見てー、この花綺麗だよ~♪」

っと、あたしの机に置いてあった

花瓶から、花を抜き取り言った。

そして、また笑って

「桃葉は一人じゃないんだよ?」

と言った。それは、とても暖かくて

あたしが今一番欲しい言葉だった…。

「よし! さっさと片付け…やってしまおうか♪」

「…うん!」