でも、ごめんだ。

「春…「返事入りませんよ。

どうせ、フラれますから!

僕は、彼を見てる桃葉が好きです。

だから、桃葉が幸せになったら、俺も幸せ

です」」

ー春兎。ごめんね?ありがとう。


「…そっか。………春兎。ありがと。

あたしを好きになってくれて。」



ありがとう。あたしも、頑張る。

春兎は、あたしにたくさんの優しさをくれた。

たくさんの思い出をくれた。

思いには答えられないけど…大切なのにはかわりないから。。


ありがとう。春兎。



「…生告白、初めてみたよ~」


「流音!?」


流音、さん。


「はじめましてーだねぇ~。桃葉ちゃん~。流音は、流音だよ~。」

語尾を伸ばすのが特徴的な流音さん。


「流音ね~、竜二くんのこと好きじゃないからさ~安心してねぇ。」


「…え?」


「あれは~、林ちゃんがね…流音に頼んだからだよー!流音はね、林ちゃんがいいの!


まー、50回ぐらいフラれたけど~!

酷いよね…。」

そんなに、フラれたんだ、、

見た目と違って一途な流音さん。

見た目はギャルっぽくて、話し方も独特。

だけど、一途で優しいんだな。