*春兎side*

「まじで行くの?」

「ああ。」

……バカです。

竜二くんも、郁も…本当バカ。

仁那も呆れてるよ…。

はぁ…。こんなことになったのは、2時間前

***

「桃葉、大丈夫かな~?」

郁のその一言から始まった。

「大丈夫だ。泣いててもいい」

と、わけの分からないことをいいだした竜二くん。

郁は、口をポカーンとあけてる。

僕は、そのとき…イケメン台無しだな~としかおもってなかった。

「なんでだよ!」

郁の意見に賛成。

桃葉泣かせるとか無理。