「じゃあ、言おう。竜王の秘密も。俺のことも。」

「竜王の秘密も?!いいの?」

「桃葉ならな。」

暴走族…それを知ってる桃葉。

苦い顔をしても、俺らといてくれる

なら、話そうと思った。

竜二も、皆、知ってもらいたいそう言っていたから。

「どこから話そうかな。」

「郁、約束!辛いと思ったら止めてね?」

約束…か。

「ああ。もちろん。」

「あたし、黙ってるから。」

すると、目を閉じていつでも良いよと言った。