竜王華伝 (完)

郁くんは、こっちを見て柔らかくニコッと笑ってくれた。

やっぱり、カッコいいな…。

郁くんもだけど、竜二さんなんて整いすぎてお人形みたいだもん。

双子さんだって、二次元の人のように綺麗

女の子みたいな子だって、黙って座ってたらそれこそ人形。

整いすぎてて恐いな。

きっと、完璧な人たち。

悩みもなくて、華やかな…生活を。

「ちょっと、オヒメ…桃葉。変な世界にいってるけど。」

「仁華、自己紹介はしないと。忘れてるんだからさ」

「だね。僕の名前は、新垣 仁華。ソレの片割れ」

「同じく、新垣 仁那。仁華の片割れ」

仁華さん、仁那さん。

綺麗だなぁ…。目を奪われる。

僕って似合ってて…。