「あのね、大倉 蛍。今、桃葉オヒメサマが何処にいるかわかる?

びょーいん…だよ。

ふふ、なんで?!って顔してるね。

オヒメサマはね、何かに耐えられなくて

交差点でバーンっ!!。

自殺したの…。

まあ、生きてるから良かったケド…?

誰かが一度オヒメサマを殺したの。

誰なんだろうね?」

仁華は、お前だって言ってる。

目が、喋りの威圧がそう物語る。

「…も、桃葉が自殺…? うそ、でも…。ううん、私。…嘘。」

「ねー、なにか…―プルルルル プルルルル」

仁華の言葉を遮り俺のケータイがなる。

郁から?