「「ぷ…、クスクス…」」

……っ。泣くな。

あたしは、平気なんだから。

あたしは、大丈夫。大丈夫なんだよ…

探しにいかないと…っ!!!!!!

「ひぃ…ひぃ…ふぅ…ふぅ」

苦しくなってきた。

顔をあげると、唯があたしの方を

思いっきり睨み嘲笑っていた…。

ズキズキする…。あたし、弱いな。

急いで教室を出た。