ーブォオオオン

バイクにまたがり、目を瞑る。

思い出すのは、すべてを溜め込んだ彼女の顔。

大丈夫だ。

俺が、俺が、守ってませるから。

だから、次こそはミスなんてしない!!!!

「いくぞ!」

俺らが向かう場所それは、愛しい愛しい彼女の戦場。

辛くても、逃げることはできなかった。