仁那と仁華がいたら、心強い。

今の、郁は正直使えない。

春兎も……きっと。

『どうしてですか?!どうして!』

そう言ってきたとき、涙がこぼれたいた。

春兎も、郁もすべて俺のせいだ…。

俺が、総長として しっかりしていれば!!

桃葉も助けられたかも知れないのに!

なぁ、桃葉。どうしたいんだ?

お前が助けを求めるなら俺は、世界の反対からでもかけつける!

なぁ、どうしたいんだ?

答えない彼女を見つめ、俺は……