「僕はまだ逃れられてないです。
敬語で喋っているから。」

・・・

「目を閉じれば鮮明と思い浮かぶんです。あの日々が。僕は一生逃れられないのかも知れないですね…。」

「だから、夜は寝れないのです。起きるのが怖いから。竜王にいても、不安になるんです。裏切りが・・・。縛りついて離れてくれないですから。」