竜王華伝 (完)

あたりまえじゃん…。

「ふぅ、外に行ってくる・・・。」

目を見ないように、日向くんのそばを通る。

なんだか、辛くなってきて・・・。

「わかりましたぁ♪気をつけて。」

うん、と返事をして行く。

倉庫からでる。したっぱ達に気づかれないように・・・。

そっと外に出て、影になる場所を探す

そこに、一人座ってうつむいた。

すると、涙がポロポロと流れ始めた