一度宿泊してくれた旅の貿易商のおじさんに見せてもらったことがあるものと同じ石だ。
「これ、ザフィエリじゃないの?すごい…愛されてんねー!」
ザフィエリは青い宝石で、向かいのクレータ国が原産国である。
クレータの高い技術力を持ってしても採掘は困難で、大変高価だと聞いた。
「でもここまで高価だと心配。辻斬も流行ってるし夜は一人で出歩かないほうがいいよ。あ、フィロスが守ってくれるか!」
「それで思い出した!辻斬り、また出たんだってさ。」
「辻斬りが?また?」
比較的平和だったこの町には似つかわしくない報せである。
「そうみたいだよ。」
「これ、ザフィエリじゃないの?すごい…愛されてんねー!」
ザフィエリは青い宝石で、向かいのクレータ国が原産国である。
クレータの高い技術力を持ってしても採掘は困難で、大変高価だと聞いた。
「でもここまで高価だと心配。辻斬も流行ってるし夜は一人で出歩かないほうがいいよ。あ、フィロスが守ってくれるか!」
「それで思い出した!辻斬り、また出たんだってさ。」
「辻斬りが?また?」
比較的平和だったこの町には似つかわしくない報せである。
「そうみたいだよ。」


