「…ティグリス様!…と、フィストス様!」
「フィストス、彼女にはどうやらお前はオマケらしいな。」
そういたずらっぽく言ったのは、いつも通りの気難しい顔をしているフィストスを連れたティグリス王子だった。
ロファーロから何かしらの手段で連絡を受け取っていたはずなのに、ティグリス王子は直接イーリスから詳しく話を聞き出した。
「では靴屋で襲われた以外は、特に何もなかったのだな。」
「はい。」
「そうか…。」
しばらく考え込んでいたティグリスだったが、フィストスが口を開いた。
「殿下。私に考えがございます。」
なんだ、とティグリスが尋ねるとフィストスはイーリスにちらちらと視線を向けながら続けた。
「この娘をおとりに使うのです。」
「フィストス、彼女にはどうやらお前はオマケらしいな。」
そういたずらっぽく言ったのは、いつも通りの気難しい顔をしているフィストスを連れたティグリス王子だった。
ロファーロから何かしらの手段で連絡を受け取っていたはずなのに、ティグリス王子は直接イーリスから詳しく話を聞き出した。
「では靴屋で襲われた以外は、特に何もなかったのだな。」
「はい。」
「そうか…。」
しばらく考え込んでいたティグリスだったが、フィストスが口を開いた。
「殿下。私に考えがございます。」
なんだ、とティグリスが尋ねるとフィストスはイーリスにちらちらと視線を向けながら続けた。
「この娘をおとりに使うのです。」


