お前は..あの日の約束覚えてるか..??














暑い日差しが俺の頭を直撃して、汗が止まらない。



春から一転、セミの音がだんだん聞こえてきた。





「ねぇ、蓮。」







「..ん?」









「今日、家来ない??」







..いやちょとまて!!!!

俺の心臓が持たない..。






「..今日親いなくてさみしいから。」









「いや..でも。」









「..ダメかな??」







未来に上目遣いされるとマジで俺の心臓死にそうだわ。








「いや、俺行くよ!!!!」








そう言うと、未来は俺の袖をギュッと掴み、ダッシュで走った。