好きの足跡



その子達との出会いは誰もが経験するありふれたものだった。ふと、声をかけた子がこんなに大事で、分かり合える親友になるなんて思わなかった。

人生は、いつ何が起こるか分かんないんだね。


私はドキドキしながら前の席の子に話しかけた

「なぁ。高田綾香って言うねん。
綾香って呼んでな。名前は?
なんて読んだらいいん?」

「中西夏佳やで。うちも夏佳でいいで!」

「宜しく!夏佳!」

「こちらこそ笑仲良くしてなっ!」

夏佳が、優しそうで良かった。子のことなら仲良くなれるかもっ!
そう思ってると、1人の女の子が私の横を通り過ぎた。

「なあなあ。あの子めっちゃ可愛くない?友達になりたいなぁ。」

「そんなん綾香が声かけたらいいやん。
綾香はコミュニケーション能力高いから大丈夫やって!」



私は単純だから、そうやって言われるとしゃーないなって思って行動しちゃったんだ。