とりあえず駆け寄る。 「だ、大丈夫?」 「あ…ごめんなさい。大丈夫です」 女の子が顔をあげた瞬間、俺の心臓がドクンっと大きく音を立てた。 小顔にパッチリとした目と、小さな唇、そしてほんのりとピンクに染まった頬。 え…。 なに? この感じ……。 その子から目が離せない。 「あ、あの…?」 はっと我に返って、女の子に手を差し出す。 「立てる?」 「はいっ…ごめんなさい、私よくこうやってドジしちゃうんです」 えへへっと困ったように笑うその子が可愛くて。