「慶くん、お待たせっ」
聞き覚えのある声にふと顔をあげた。
「っ…!」
その声の主はもちろん愛美ちゃんだったわけだけど…。
何?その可愛さ!!
いつもポニーテールの髪は下ろされていて少しカール気味になっているし、
服はひらひらとしたピンクのワンピースに丈の短いジージャンを羽織っている。
ふわふわとした雰囲気の彼女が、とても眩しく見えた。
「ごめんね、待った?」
「あ、全然……愛美ちゃん?」
見ると、愛美ちゃんは俯いていて。
あ、れ?
俺何かしちゃった!?
「愛美ちゃん、どうし…」
「……です」
……え?
「ごめん、聞こえなかった。もう一回…」
「か、かっこいいです、慶くん…」
「っ!?」
い、今かっこいいって言った!?
マジで?
すげぇ嬉しい…兄貴ありがとう!!
って、そんなこと言ってる場合じゃなくて。
顔を真っ赤にして言う愛美ちゃんの方こそ可愛すぎてヤバイんですけど。



