俺、兄貴になりました②



その日は…。



「翔にぃ、それって何時頃?」


「んー、夜だと思うぞ。7時頃かな」




7時…。


よかった、それならなんとかなりそうだ。


ホッと息を着いたのもつかの間。




「慶にぃ、なんか隠してるでしょ」


「はぁあ!?」




尚がジッと俺を見ている。


な、なんで分かったんだ!?




「「慶、何隠してんの?」」

「えと……」


恋にぃ、蒼にぃ!

その何か企んでるような目はなに!?




「「隠し事はいけないよー」」

「ちょっ……」



雷にぃと煌にぃ、怖いからっ!!

口だけで笑うのやめて!!




「そっか、慶は俺にも教えてくれないんだ…」


「へ!?ちがっ……」



翠にぃ!

その捨てられた子犬みたいな目で見ないでよ!!

俺が悪いことしたみたいじゃん!!