俺、兄貴になりました②




どうしよう。


どうしようもないくらい嬉しい。




「わ、私っ…ごめんなさいっ…」


「あ、待って!」



離れて行こうとする彼女の腕を掴んだ。



今日初めて話した相手。

だけど、このチャンス逃しちゃダメだ。




「愛美ちゃん、今度一緒に出かけない?」



こんなチャンス、きっと二度とないから。