俺、兄貴になりました②




次の日も愛美ちゃんは部活を見に来ていた。


いつものように端っこのドアから遠慮気味に覗いている。




「お前、告んねぇの?」



背後から急に聞こえてきた声にビクリとした。



「駿介…。まだ無理に決まってん……って、なんでお前俺が好きだって…!?」


「いやいや、普通に気づくから。お前分かりやすいし」




マジかよ…。


俺、そんなに分かりやすい!?




「話しかけてくれば?あそこなら他の女子からも見えないし」



そう、だな。


このままじゃ何一つ進展しないし。



「行ってくる」


「おう、準備は任せろ」



駿介、お前いい奴。