夕飯を食べ終わり、昨日と同じようにそれぞれ遊び始めた兄弟から離れ、一人、部屋に戻った。
バタンとドアを閉めて机に座り、鞄から進路調査票を取り出す。
筆箱からペンを取って、ゆっくりと書き始めた。
……これで、いいんだよね。
微かに聞こえてくる兄弟の笑い声。
ほら、俺がそこにいなくても皆笑ってる。
だから、これでいいんだ。
書き終えた調査票をファイルに入れて鞄に戻したあと、ベッドの上に寝転んだ。
兄弟の声が聞こえてこないよう、毛布を頭まで被る。
「っ……」
締め付けられる胸を抑えながら、俺はそのまま眠りについた。



