俺、兄貴になりました②




夕飯を食べ終わり、昨日と同じようにそれぞれ遊び始めた兄弟から離れ、一人、部屋に戻った。


バタンとドアを閉めて机に座り、鞄から進路調査票を取り出す。


筆箱からペンを取って、ゆっくりと書き始めた。


……これで、いいんだよね。



微かに聞こえてくる兄弟の笑い声。


ほら、俺がそこにいなくても皆笑ってる。

だから、これでいいんだ。


書き終えた調査票をファイルに入れて鞄に戻したあと、ベッドの上に寝転んだ。


兄弟の声が聞こえてこないよう、毛布を頭まで被る。



「っ……」




締め付けられる胸を抑えながら、俺はそのまま眠りについた。