俺、兄貴になりました②




「ただいまー」



少しして、陽が帰ってきた。



「おー、おかえり」


「「おかえりー」」




笑顔で陽を迎えたにぃ達を見て胸がズキンと痛む。



おかえり、か…。


俺、もうずっと言われてないや…。



俺、やっぱりこの家には必要ないのかもしれない。


これだけ兄弟がいるし、俺一人くらいいなくなったって誰も気にしないよね。




…やっぱ、1人で出て行こう。




そう思った。