そんなことを考えていると、またあの分からない感情が俺を埋め尽くす。
なんなんだろう、これ…。
ポッカリと心に穴が空くような、この感じ…。
夕食を食べ終わって、リビングでは尚と慎が兄貴とテレビゲームで遊んでる。
「雷にぃズルイ!それ反則!!」
「反則じゃないし。尚が弱いの」
「煌にぃ手加減してよー!」
「俺の辞書に手加減という文字はないから」
楽しそうにゲームをしている姿を見てると、あの分からない感情はさらに強く俺の胸を締め付けた。
恋にぃと蒼にぃは慶と雑誌を見て盛り上がってるし、陽は翔にぃに勉強を教えてもらってる。
ギュウギュウと締め付けられるこの胸の痛みは何…?
どうやったらなくなるの?



