物心がついた頃から、俺は弟達の面倒を見てた。 見てたっていっても、恋にぃと蒼にぃが仕事から帰ってくるまでの間だったけど。 チビの中で俺が一番年上だったから、俺がにぃ達に弟達の面倒を頼まれたんだ。 俺がしっかりしなくちゃ。 その一心だった。 小さい頃、誰も返事をしてくれない家に帰るのが一番悲しかったし、寂しかった。 それは高2になった今でも同じ。 だから、弟達にも同じ思いはさせたくない。 俺が家にいて、弟が帰って来た時「おかえり」って言ってやれるように。