「香織?大丈夫?」
私は恵の声で、目が覚めた。
「うん…。」
「扉を閉めたら、香織も苦しくなさそうだったから、閉めているよ。あれ、危険だよ…。」
「あれ…?蒼は…?」
「美術室にあった写真の欠片を探しに行ってる。香織、蒼のことばっかり気にするよね~?」
恵は何を言い出すんだろう。
「何で今、それ?」
「ふふ。」
また恵は私を鼻で笑った。
恵にはバレている…。
「まあ、いいや。そういえば香織、あの扉の中見た?」
「うん。でも、一瞬だったからよくわからないけど、たくさんの頭蓋骨があった。」
私は中の光景を思い出した。
血が溜まっていて、その中にたくさんの頭蓋骨の山があった気がする。
「え…。それ、本当…?」
「うん…。あ、恵…、トイレに行きたい。」
「待って!じゃあ、私も行く!こんな所に一人は無理!!」
私達はトイレに行くために、ロープを伝っていった。

