嘘でしょ…?
玲ちゃん…?
ロープを引っ張った。
少し重い。
そして、ロープを引っ張りあげると、ロープの先には、玲ちゃんの下半身だけがついていた。
「いやああああ!!」
恵が絶叫し、泣いた。
私も涙がこぼれた。
玲ちゃん…?
死んだの…?
たぶん、落ちたときに、ロープを掴まずに落ちたから、全体重が、腰にのし掛かり、切断されたんだ…。
でも、私達は何もしていない。
玲ちゃんの意志でいかせようと思い、少し離れていた。
だけど、誰かに押されたようだった。
てことは、霊の仕業だ。
玲ちゃんが、凶暴だって言っていたやつ。
すると、私の足下に、日記が現れた。
7月1日
7月になった。
まだあの噂は消えてない。行方不明者の人も見つかっていない。
この学校は、一体どうなっているの?
こんなときに、日記。
脱出の方法が書かれていればいいのに、こんな意味のないことばかり。
玲ちゃんが死んだのに。
もう、やだよ…。
誰も死んでほしくないのに…。
次は私かもしれない、蒼かもしれない、恵かも…。
もう、誰だって死んでもおかしくない。
死にたくないのに。
死なせたくないのに。

