呪ワレタ廃校


私が試しに触ると、それは動くようだ。

つまり、記号の位置を揃えたら、何かがあるってことか。

「私、美術室に行ってくる!」

「俺も行くよ!」

「ううん。蒼は、二人を見てて。唯一の男子なんだから。」

「わかったよ。」

私は図書室を出て、美術室へと向かった。

美術室は、すぐ近くで、私はあのキャンパスの写真を撮り、また図書室に戻った。


隠し扉から中に入った。

「なあ、香織。これ、何なんだ?」

蒼は円盤形のものを指差して言っていた。

「今、それを解くために美術室に行ったの。これを見て。」

私は今撮ってきた写真を見せた。

「ああ。これか。どっかで見たことあるような気がしたんだよ。」

恵と玲ちゃんは、何故か地面を見ている。

「恵?玲ちゃん?何見てるの?」

「これ見てよ。中、空洞になってるよ!」

恵が指差す先には、板がつけられていた。

そして、その板の隙間を見ると、確かに空洞になっていた。

つまり、下に続いているということだ。

でも、結構高さがある。

飛ぼうとしたら、脚の骨が折れるだろう。

何かはしごなどがあれば別だが。

でも、そんなのどこにあるかわからない。