私は一人でトイレに向かった。

もう、一刻も速く脱出しないと、みんな死んでしまう!

私は走って3階に行った。

そして、トイレに入った。

私の予想通り、ゴム手袋はあった。

それを取ったとき、日記を見つけた。



6月22日

私が3階のトイレに入っていたら、鈴の音が聞こえた。
私は怖くて、トイレに一時間くらいこもっていた。



私が今、3階のトイレにいるのに、そんなこと知ったら怖くなるじゃん…。

でも、私は鏡の中にあの女を封印(?)したから大丈夫だよね…。


蒼が外した鏡は、洗面台のすぐ下に置かれていた。

私は逃げるように図書室に戻った。