私は別に眠くないので、何か仕掛けがないか調べることにした。
スイッチ式じゃなかったらなんだろう…?
私は図書室をぐるぐる回っていた。
でも、見た限り、怪しいものはない。
絶対に隠し扉があるはずなのに…。
私は根拠はないけど、隠し扉があると確信していた。
もしかしたら、そこから外に脱出できるかも。
でも、私は1つ疑問が残る。
初日にきたあのメールに書かれていた言葉。
『ここから出たいのなら
少女を逃がせ。』
少女って、誰…?
ただそれだけが気になる。
そのとき。
「香織ちゃん。探してるの?」
優だ。
「うん。優も眠くないなら探してよ。」
「探すよ。」
優は何か言いたげだった。
でも、私はそんなことを考える暇などない。
そんなことに頭を使うよりは、脱出する方法を見つけるために頭を使いたい。

