理科室に入ると、私はすぐにあの棚を見に行った。
まだあの積み木のようなものは残っていた。
2つとも色が違う。
美術室で見つけたものは、青。
理科室は赤。
これが何を意味するかはわからない。
だけど、何かのヒントにはなるだろう。
私は骨の標本をみた。
骨の標本の右腕にはネジのようなものがついている。
腕が取れてしまったのだろうか…?
それに、所々引っ掻いたような跡があった。
「香織、あったか?」
「うん。でも、気になるのがあるの。」
私がそう言うと、蒼と恵も骨の標本を見始めた。
「ここ、引っ掻いたみたいな傷がある…。あれ?これ、数字が書かれてない?」
恵はそう言って、引っ掻いた跡がある場所を指差した。
よく見ると、本当にあった。
全く気づかなかった。

