そして、3ヶ所取れた。
あと1つ!
そう思ったときだった。
チリン…
嘘でしょ…。
その音はとても小さい音で、私しか気づかなかったようだ。
蒼は続けて回しているし、恵は何のリアクションもしなかった。
そのときだった。
鏡に少しずつ、うっすらと女の霊が現れ出した。
「蒼!やめて!鈴の音が聞こえたわ!!」
「えぇ?!」
蒼は中途半端に回されたネジをそのままに、鏡から離れた。
すると、女の霊が完全に現れた。
「きゃあああああ!!!」
恵は絶叫した。
そして、鏡の女は手を伸ばし、恵を掴もうとした。
だけど、それより先に私達はトイレを出た。
「うあ゛…!」
女は何か言葉を発したが、そのあとは何もしてこなかった。

