呪ワレタ廃校

「お菓子て…。子供か。」

とりあえず、私達は廊下に円を描くように座った。

私はお菓子を大量に持ってきていた。

だから、1週間くらいなら持つと思う。

「食べ物はいいとして、飲み物はどうするんだよ?」
悠祐が言って初めて気づいた。


飲み物は持ってきていない。

もちろん、みんなも。


どうすればいいんだろう。

「トイレの手洗い場とかは?」

蒼の言葉にみんな凍りついた。

「汚すぎでしょ!!しかも、出ないよ。ここ廃校だし。」

「マジかよ…。香織はいいね!とか言うかと思ったのに…。」

「こればかりは言わないよ!!」

「でも、試してみる価値はあるんじゃないかな?」

「え…。蒼、行く気?」

「ああ。」

そう言うと蒼はトイレに行こうと立ち上がった。

「ま、待って!私も行く!」
私は蒼についていくことにした。

「みんなは待っててね!すぐに戻るから!」

私はそう言い残してトイレに向かった。


すると、私と蒼が少し進んですぐのところに日記があった。


「蒼!日記だよ!」

「ホントだ!」

私は日記を読んだ。

4月23日

また噂が広まっている。
鈴の音が聞こえたら、3階のトイレに行っては行けないらしい。

もしも行ってしまったら、鏡の中に引きずり込まれるらしい。



「うわぁ…、なんか俺らに注意してるみたいだな。」
「ホントだよ。でも、行ってみよ!鈴の音が鳴らなければいいだけなんだし!」

「まあね。とりあえず行くか。」

「うん!」

私達はまた歩き始めた。

3階のトイレは避けようとしたけど、何故か3階のトイレ以外は全てガラクタがあって入れなかった。