恐怖メール

「鈴菜は、恐怖メールなんて見ないよね??」

華夏が感づいたらしく、そう言ってきた。




 「うん。華夏が危険な目にあうかも知れないもん」
そう言うと、華夏は「私も見ないよ。鈴菜が消えたら、私一人になっちゃう」と、悲しそうに言った。





この時は、まだ幸せだった――