禁断の恋~ただ愛されたかった~

そういって私達はどちらともなく手を繋ぐ。

少しすると観覧車についてこれで最後なんだと思うと悲しくなって涙が出そうになった。

「莉愛?」

『あ、ごめんね!行こ?』

私はきずかれないようになるべく明るくした。

「次の方ーどうぞー」

順番は早いものでもうきてしまった。

最後なんだ___。

そう思うと、乗りたくない___。

そう思ってしまう。

このまま時間が止まってしまえばいいのに。

私と莉緒くんだけの二人だけの世界だったらいいのに___。

二人とも死んでしまえばいつまでも一緒にいられるのに。

「莉愛。いこう」

莉緒くんは私の手を引っ張って観覧車にのせた。

最後だから、笑って過ごしたいのに莉緒くんを見れない。

理緒くんには綺麗な私のままでさよならしたい。

「前もこうやって二人で乗ったよな。」

『__うん。そうだね。』

「俺さ、今までお前にひどいことしたよな。ごめんな。」

え?今__ごめんなって__。

『り、おくん?』

「俺さ、これ以上莉愛がいじめられるのみたくなかったんだ。俺がいなければこんなことにならなかったのにな。ごめん」

莉緒くんは泣いていた。

こんな私を思って泣いてくれた。