イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。

「少し捻っただけだよ」



ここで坂から転げ落ちた、なんて言えないからな…。


「ダ、ダメじゃん! 無理しないで…! ただでさえ私重いんだし…!」



これのどこが重いんだよ…。


女の俺が軽々持てるくらいなんだから、軽すぎるだろ…。


その時、瑞樹は俺の背中から降りようとした。


俺は逃がしまいと、瑞樹の体を定位置に戻した。


「別に重くないよ。俺だって持てるんだし…反対に軽くて心配だよ。


それと、あまり暴れると落ちるよ?」



俺は最後の言葉に少し茶化を入れてみた。

すると瑞樹はしがみつくように、俺の首に腕を回した。