「とりあえずさー冷房の付いてるところ行かねー? 暑すぎるわ」 と、下敷きをパタパタとうちわ代わりに扇ぐ。 「…そうだな」 そう言葉を発した瞬間、翡翠は机に乗っけていた足を降ろし、ムクっと立ち上がった。 「よし、マリア達のところに行くか!」 俺は一瞬ためらったが、3組の冷房はいつもガンガン付いてるから…いっか。