絶対にあたしの方が、絵里さんより涼のことを好きなんだからって。 いつまでも、ムダな意地を張り続けて。 並んで歩くお似合いの二人を見るたびに痛む胸を、必死に抑えつけていた。 「終わりにしよう、百花」 「え…」 「もう、やめよう」 一番恐れていた言葉を突然投げかけられて、目の前が真っ暗になる。