翌日はみんなバラバラで登校した。
そしてこの日はLHRで体育祭の種目決めをした。
私はその時初めて知ったけど、どうやら3週間後に体育祭があるらしい。
私は無難に茉友と二人三脚をすることにした。
「菜結!明日から早速練習ね!」
運動が好きだという茉友は体育祭の実行委員もやっていて、とても張り切っている。
「うん!よろしくね!」
私は運動は普通だから、とりあえず茉友の足を引っ張らないようにがんばろう!
その日の夜、私は4人に種目を聞いてみた。
「みんなは何に出るの?」
「100メートル走」
最初に答えたのは春樹。
「俺も」
誠人も続いて答えてくれた。
「俺も!」「僕も!」
そして隼也と翼くんがあとに続いた。
「えっ!?」
驚いたのは私。
100メートル走って、クラスの代表が男女1人ずつ出るやつだよね?てことは、
「4人とも、足速いんだね!」
クラスの男子で1番速いってこと!?
「なんかそうみたいだな」
春樹は興味がなさそうにつぶやいた。
「僕がんばったんだー!足速いのが自慢だからさ!」
「ふーん?なら、勝負しようぜ?」
翼くんに対抗心を燃やす隼也。
「おもしろいじゃん。やるか」
珍しく誠人も賛成した。
「俺はなんでもいいけど。やるなら賞品がほしい」
春樹もなんだかやる気になったみたい。
「じゃあじゃあ!1位の人は菜結ちゃんとデートできるってどう?」
隼也がニコッと笑って提案した。

