『………………っ』

刹「それで皆は、恐怖、憎しみで美愛から離れて行って、残ったのは家族と仲間だけ…………外に出ても
 恐怖、憎しみの目で見られる………そんなストレスからかな?美愛は、どんどん弱っていったんだ、
 その時を見計らってある男の子が剣術で勝負を挑んだ………美愛は、弱ってたけどやっぱり強かった
 でもね?少しだけ怯んじゃったんだ…………美愛は、怯んじゃうと何故か一気に弱っちゃうんだ
 その時にたくさんの観客が自分を憎しみの目や恐怖の目で見てたり、したからかな?美愛の心が壊れ  言った初めて一つの人格が出来たんだその名前が…………………刹那つまりは、俺なんだよ?」

『え?ということは、1番最初に造られたのは闇狐じゃなくて刹那っていうことか?』

刹「うん!!そう俺なんだよね」

ニコニコ笑ってる刹那を見ても
皆は、違和感なんか感じないんだろうな
刹那と話してみると
分かる………………

顔は笑ってる様に見えるのに目の奥は、全然何も映してないし
ましては、笑ってもない


刹「一?」

『なんだ?」

刹「美愛を守ってね?おやすみ」

そう言うと刹那は、布団の上に倒れた


『あぁ、絶対に守ってやる……………命に代えてもな』


一side end