一瞬声が出なかった
刹那は、恐怖、憎しみから
できた人格?

表は、敬語で他の奴を馬鹿にしたりしていつも笑ってる刹那

裏は、くだけた口調で美愛が大好きな刹那

が…………恐怖、憎しみからできた人格?

ありえなさすぎる


刹「一さぁ………ありえないって思っちゃったでしょ?」

『っあぁ……………俺は、お前が楽しみで、できてるって思ってた』

刹「そうだったら良かったのにね……………俺もそう思っちゃった」

『っ……………』

この全てを諦めた表情で笑ってる刹那

心が痛い……………いつかの自分を思い出す

いつだったか…………兄さんと慕っていた人が誰かに斬られ死んだ時だったかな
こんなとは、どうでもいい……………

刹「美愛は、昔から強すぎた…………剣術でも、なんでもね…………最初の村の人達も美愛は、凄いって噂
だってあったんだ、まぁ?美愛は、凄い子だけど心が弱いんだそれだけが難点それ以外に劣ってるとこ
なんて何一つ無かったでも、何でも出来すぎる美愛にある奴は恐怖をある奴は、憎しみを抱いた…………」

一旦話を置いた刹那は、憎しみの目をしながら笑った