「ご馳走様」 「こちらこそ」 ニコニコしながら美神君が玄関先で靴を履く。 「明日、荷物が重いって言うなら迎えに来るけど?」 「そ、それは、大丈夫です」 アワワ両手を前に出し小刻みに横に振る。 「それじゃ明日」 コクリと頷き平常心を装いながらドキドキする胸を抑えると 美神君が帰って行きドアが閉まるのを確認して、おもいっきり息を吐いた。 どうしてドキドキする胸を抑えたのかというと。 実は、割れた、お皿を片付けた後、桜紅茶と焼き菓子をテーブルの上に出し