髪をクシャクシャし恥ずかしそうに私の手を引っ張りサンダルを履かせる。 「でも...美神君、裸足になっちゃう」 「オレは平気なの」 美神君は、私が履いていた下駄を片手で持ち反対の手で私の手を握った。 「あのな...」 「うん」 「...中学の頃、女なんて信じねえって思ってた。 オレの母親が不倫してて家族がバラバラになって...だから愛とか恋とか分からなかったんだ。 でも来栖がいたから何とかやって来て...やっと、る~に出会えて信じれるようになれた、ありがとう」